部屋の特徴を決める「床材」選び
床は、家をつくる上でベースとなる大切な材料です。
毎日体に直接触れる部分なので、見た目だけでなく触感もポイントです。
最近では、フロアタイルが
リノベーションに使われることが多いかもしれません。
フロアタイルとは、
天然素材でできた無垢フローリングなどとは違い、
石や木目を再現したタイルです。
リノベーションした部屋の一室ですが、
この物件ではフロアタイルを使用しています。
価格が手頃で、デザインも豊富。
自分で張ることができるのでDIYにはぴったりの床材です。
メンテナンスがほとんど不要なのもメリットです。
さらに自然な風合いを出したい場合は、「無垢材」に憧れますよね。
塩屋のリノベーションで使用した”米松プランク”
柔らかい材質で、温度が伝わりやすく素足で歩いても気持ちの良い木材です。
落ち着いた色合いが個人的にお気に入りです♪
自然な木目が魅力の無垢材ですが、
木目の方向や板によってその表情が大きく変わります。
こちらは冬にリノベーションが完成した有馬の平屋。
外のデッキとのつながりを考えて、
家の向きとは逆の横向きに床材を張っています。
室内の床材は、”オーク”を使用。
木目がそれぞれ異なっていてウォルナットより
個性的な風合いです( ˆˆ )
タイルカーペットの上に床材を敷き詰めています。
フロアタイルには出せない自然な色合いと質感が
無垢材のメリットですが、
・水分を吸収しやすいので、木の膨張や収縮が起こる
・傷がつきやすい
・水に弱い
などのデメリットもあります。
床材を張った後、仕上げにオイルを塗っているのですが、
それでも塩屋で使用した米松プランクは特に木が柔らかく
傷がつきやすいように思いました。
歳月が経てばそれも風合いになっていくんですが…
いろんな種類の床材がありますが、
家具の組み合わせによっても選び方が変わりますよね。
床材一つで部屋のイメージが大きく変わるので
リノベーションを考えている方は「どんな家にしたいか」を
ベースに計画を立てていくといいかもしれませんね。