2019/08/16 Category:ブログ
日本のお城と石垣の歴史
先日篠山城跡に行ってきました。
お城に行くと
こんな立派な石垣を何百年も前の人が
どうやって積み上げたのか気になって眺めてしまいます。
スタッフが石垣マニアなんですが、
実は石垣を見ると建てられた年代や当時の時代背景を
読み取ることができるそうです。
例えば、篠山城の石積みは
「乱積み」といって高さの違う色々な
形の石を積み上げる方法が使われています。
角に「隅石」が使われていて
長辺が短辺の2〜3倍の石が互い違いに組み上げられる
「算木積」という方法で積み上げられています。
崩れない石垣を作るには角が重要です。
この積み方は1570年ごろから始まり、
1600年ごろに良く使われた積み方。
隅石を見ることで築城年代が推測できますね!!
ちなみに
篠山城は1600年ごろに建てられています。
この写真は姫路城の写真ですが…
お城の石垣には「鏡石」という大きな石を
意図的に配置することがあります。
これは城主の威厳や技術力の誇示、
呪術的な意味など理由はさまざまです。
時代背景が読み取れるのでおもしろい(´ᴗ` )
お城に行った際にはぜひ注目してみてください!!