2020/02/10 Category:ブログ
名建築巡り〜北海道編〜
先日、北海道に行ってきました!
広大な大地、寒い気候…などなど
独特の条件の中に潜む名建築を巡りました。
北海道の名建築で誰もが知っている
「モエレ沼公園」
彫刻家イサム・ノグチ氏の生涯最大の作品です。
札幌駅から車で30分ほどの場所にあります。
(公共機関を利用して行くにはかなり大変なので
冬でもレンタカーをおすすめします!)
周りに高い建物が無く、自然と芸術が融合する開放的な雰囲気。
都合上、閉園間際の夜に見ることに。
ガラスのピラミッドは17時に閉館されるため、
中に入れず残念…
ですが、輝く星空が映り込むガラスと広大な雪景色は
めったに見ることができない美しい景色でした。
イサム・ノグチの人物像をご存知でしょうか?
私は聞いたことがある程度の知識だったんですが…
彼の人物像を少しご紹介します。
イサム・ノグチは、ロサンゼルスで私生児として生まれ、
日本にいればアメリカ人、アメリカにいれば
日本人として差別を受ける孤独な人生だったそうです。
アメリカや日本、ヨーロッパなどを転々としますが、
様々な文化に触れたからこそ、
芸術家としての土壌を築けたのではないでしょうか。
ノグチ氏は、この作品の完成を見ることなく
亡くなったそうです。
人生の最後にこんなにも幻想的で素敵なモニュメントを
残してくれて感謝です!!