2017/03/01 Category:ブログ
畳の敷き方
昨日は、”畳”の勉強会に参加させていただきました!
畳は日本独自の文化です。畳のある空間は落ち着きますよね( ´◡` )
CADで間取り図を書かせてもらうことがあるのですが、
初めの頃、床の間の畳の書き方で注意されたことがありました。
意識したことはなかったのですが、畳の敷き方にも
江戸時代からの「祝儀敷き」と「不祝儀敷き」といったしきたりがあるようです。
畳の語源は「たたむ」です。
昔は、畳は貴重なものでしたので、今のように敷きっぱなしではなく、
祝儀や不祝儀のときに出して敷くものだったそうです。
↓こういったように十字に敷くことを「不祝儀敷き」といいます。
昔は不幸があるとこの敷き方に変えていたそうです。
また、関西と関東では「京間」「江戸間」といって畳のサイズが異なります。
関西の方が少し大きいサイズです。
関西では、平安時代には一枚か二枚を部屋に畳を敷くだけで、
部屋一面に敷くようになったのは室町時代からです。
使わないときは積み重ねて部屋の隅に重ねて置いていて、
この頃から畳の規格サイズが初めて生まれたそうです。
畳一つにも歴史を感じることができて面白いです( ´◡` )
あくまで昔の話なので、あまり気にしすぎるのも良くないとは思いますが、
知識の一つとして頭に入れておきたいと思います(^^)
出典:http://kyoto-albumwalking.cocolog-nifty.com/blog/2006/02/post_f2fc.html