2019/03/18 Category:ブログ
旧 大阪新歌舞伎座
建築家・村野藤吾氏設計の「大阪新歌舞伎座」
ずっと工事パネルがはられたままでしたが、
先日たまたま前を通ると印象的なファサードが
姿を現していました。
2009年の解体工事発表以来
2019年に宿泊・商業施設としてリニューアルオープン予定です。
1958年竣工当時は、寄棟の大屋根と連続唐破風を用いた外観が大きなインパクトを与え、
一部で過度な表現が批判にさらされる事も有りました。
しかしながら歳月を経て、村野氏の精神と建築自身の持つ力強さによって、
ミナミの顔となっていきました。
今回の工事により、大屋根を含む旧大阪新歌舞伎座の大部分は失われてしまいましたが、
連続唐破風はファサードの一部に保存されました。
「そごう心斎橋店」「近鉄阿倍野店」の取り壊しが記憶に新しいですが、
大阪に愛された村野建築が、こうして継承されることは大変喜ばしいですね。
そこから少し歩いた南堀江にある「BIOTOP」
高橋がおすすめしてくれていたお店で、
せっかくなので立ち寄ってみました☆
植物に囲まれながら美味しいコーヒーをいただくことができます。
自宅に観葉植物を置きたいと思い探しているんですが、
結局まだ何も買えていません…
高橋が植物を仕入れに行く際にまた同行させてもらおうと思います(´ᴗ` )