DETAIL
用途 | 住宅 |
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面積 | 127.53 ㎡ |
場所 | 大阪府羽曳野市 |
SECTION
設計管理
植栽
家具デザイン
DESIGN PART ー 羽曳野の家 ー
建築地は市街化調整区域内の、田畑も点在する長閑な風景が残っている地域にありながら、鉄道の駅や国道にも近くて、前面道路の交通量が割と多く、対面の敷地は3mほど高くなっている。
ある程度プライバシーを保って生活をしたいクライアントの要望を踏まえて、中庭型のゾーニングとした。
中庭を挟み、南北にパブリックスペースとプライベートスペースを分けて玄関と廊下で繋ぎ、ゾーニングを明確にする事で各部屋が落ち着いて過ごせるように考えた。
壁面を照明計画や石の装飾により、連続性を持たせることで強調して、天窓から差し込む光、中庭の緑、光、空の風景などの季節や時間の移ろいを感じ得ることが出来る空間としている。
特にリビング前の軒下空間は中間領域としてソトでありながらウチでもあるような。
季節の匂い、風、空気。自然を存分に感じるこの場所はこの家の中でも特別。
壁に囲われたこの空間は、もっとも居心地の良い場所となった。