WORKS 施工例

DETAIL

用途 住宅
面積 180.77m²
場所 芦屋市

SECTION

設計
家具デザイン
不動産仲介

DESIGN PART ー 山合いの家 ー

建築地は阪神間の山の手、東向き斜面に造成された分譲地の一画である。東側隣地との高低差は約3m。その先には大阪平野を見渡すことが出来る。クライアントはこの眺望が気に入り土地の購入を決められた。隣地の計画が未確定のまま、いかに眺望を住宅内に取り入れるかが最大のポイントとなった。
「上への意識」
高低差から建物の高さを考えると眺望を完全に獲得するために屋上を設けることにした。日常の中に上への意識をもてるようなプランニング。ペントハウスから差し込む光を階段室を通して、1.2階に落とし込む。空との距離をより近いものにしたかった。
「間をつくる」
法的な規制も含め、東側隣地の計画を想定し、2階のレベルからも眺望への抜けを設けたい。壁面後退や北側斜線を考えると、敷地の北、南の境界沿いからは抜けが出来る。そこに吹き抜け、バルコニーの「間」、すなわち緩衝帯を設け、建築壁の枠を通して、眺望を獲得する。抜けの方向を建築的により強いものにしたかった。
また、この「間」はプライバシーや通風、採光といった住宅に必要な要素を取り込む役割も担っている。

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