WORKS 施工例

DETAIL

用途 住宅
面積 116.62 ㎡
場所 兵庫県西宮市

SECTION

土地選定
不動産仲介
設計
工事監理
植栽
家具デザイン

DESIGN PART ー Riverside Retreat House ー

R・R・H ー Riverside Retreat House ー

誰が見ても建築困難であろうと思う、住宅地と川との間に挟まれたコナラの木々が生い茂る細長い雑木林を建築地として選んだ。

敷地は道路から奥まで約100m。
その殆どが傾斜地であり、その斜度や壁面後退規制などから、建築可能な範囲を割り出した結果、比較的傾斜が緩い奥の川沿いに建物を配し、道路と人工地盤で結ぶことが最適解だと考えた。

構造は鉄骨造で20ftのコンテナフレームを7台使用している。
レッカーを長時間稼働させれない状況から、既製品であるコンテナフレームを用いて、短時間での建て方工事を実現させた。
屋根は現場組とし、勾配は10寸。落ち葉などが溜まりにくいこと、室内のフォルムを検討し決定。
建物の奥行きは約44mあり、コンテナの連結部にトンネル状の枠を設け、次への期待感をもたすシークエンスを意識している。
また、幅は斜面側、川側ともに出窓状に張り出しを設けて広がりを持たせている。
エントランスより奥へ進むにつれてプラベート感を強くしている。
開口部は対岸に住宅があり、プライバシーを保つため高さを絞って、天窓からの光が部屋を優しく照らしている。
住宅街の一部ではあるが、甲山の麓に位置し、川のせせらぎや鳥のさえずりが聞こえ、目を閉じると大自然の中にいるような感覚になる場所である。

現代の都市化された社会は、常に必要以上のモノや情報を私たちに提供しつづける。
私たちの人生にとって何が不可欠かを見つけるには、モノや情報がもたらす喜び、そこから解放される喜び 双方のバランスをとることが必要である。

何かを足すのではなく、何を省くかを考えることが重要であり、その本質を見つけることが幸せな時間をおくる鍵だと考える。
   
photo by Yohei Sasakura

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