2017/12/05 Category:ブログ
建築研修 i n 大分
先日、川道がとある建築研修に参加した際の
大分の名建築物の写真を見せてもらいました。
まずは、
坂茂設計の大分県立美術館(Oita Prefectual Art Musium)
印象的なファサードです。
1階〜2階部分がガラス張りになっていますが、このガラスは全て開閉可能です!
貴重な美術品を守るため、閉鎖的になりがちな美術館ですが、
ガラスを開けることで外と中をつなぐ”縁側=パブリックスペース”
のような場所を作りたいとデザインされたそうです。
ここでゆっくりコーヒーを飲むことができます(´ᴗ` )
この写真は、藤森 照信設計のラムネ温泉館です。
温泉とは思えないような可愛いらしい建物。
白と黒のストライプは、焼杉と漆喰です。
焼杉は、杉を炭化することで腐食を防ぐ効果があります。
屋根には銅板が使われていて、これは経年劣化により更に風合いが増します。
設計した藤森氏は、
“「屋根」は、自然と人工的な建築をつなぐもの”
と考え慎重に素材を選ばれているそうです。
温泉自体も源泉掛け流しで泉質もバツグン!
建物と温泉の両方を楽しむことができるので大分に行く際には
ぜひ訪れてみたいですねー♩