2019/11/14 Category:ブログ
エストニア国立博物館
先週1週間、髙橋が北欧へ(北極圏とフィンランド、エストニア)
行ってきました!
数々の名建築か存在する北欧の国。
素晴らしい建築の写真をたくさん見せてもらいました。
バルト三国の一つ、エストニアにある
「エストニア国立博物館」
日本人建築家”田根 剛”設計。
エストニアの首都タリンからバスで3時間弱
タルトゥの郊外に位置します。
とても長い建物ですが、
ここは旧ソ連軍基地の滑走路だった場所です。
占領下にあった軍事施設は国民にとっていわば
「負の遺産」とも言えますが、
田根氏は、エストニアの歴史の一部分として
生まれ変わらせることを提案しました。
参照:http://noctifer.hatenablog.com/entry/2017/05/08/023511
入り口から奥に向かって天井がどんどん低くなっていきます。
滑走路から明るい未来に向かって飛び立つ力強さを感じます!!
基本的にとてもシンプルな屋内。
空間の使い方がとても贅沢です。
建物の奥には北欧らしいレストランやカフェもあり、
ここでゆっくり過ごしたそう。
ソ連時代の滑走路上に建物を配置するコンセプトに対し、
抗議運動や中断もありながら10年もの間
粘り強く工事が続きました。
髙橋曰く
「日本人がこの場所にこんな壮大な建物を
造ったと思うと感動した」
そうです!
この建物が未来に継承されていくといいですね♪
→続きます